2014年9月27日土曜日

[小説] カルトな小説 pt.4




[小説] カルトな小説
[小説] カルトな小説 pt.2
[小説] カルトな小説 pt.3

に引き続きまして

今回は私がゴリ推しする

カルトな小説 pt.4


をご紹介いたします。


ちなみに、"ある意味"愛している小説なので、

大いなる時間の無駄

になる可能性もあるのでご注意下さい。

 
今回はあまりにも中途半端なご紹介になりそうなので
不快な思いをさせてしまったらごめんなさい。
(いつもやけどな)

以下、私の中のカルトの定義(コピペ)

A) よく言う、一部の熱狂的ファンに支持されているであろう作品

B-a) 観賞後、あまり良くない気分になるであろう作品
B-b) もしくは、意味がわからん。けど嫌いじゃない。

C) なんとなく、カルトて言われてそうだから。


ツイン・ピークス - ローラの日記 / J.リンチ 

- 「ツインピークス」のローラの日記です。-

なぜ今更かと言うと、この間暇つぶしで
ブック○フに行ったら目についたからです。

ドラマ版「ツイン・ピークス」では死体で発見される悲劇の美女、 ローラ・パーマーの数年前からの日記という設定なので、 何も知らずに普通に読んだら意味がわからんくなりそうな内容です。
ツイン・ピークスの製作総指揮(映画版ではもちろん監督)の
私も大好き、きっと皆も大好きデヴィッド・リンチ様の
娘さんらしいですね〜。

この日記の説明の前に、
「ツイン・ピークス」の説明から始めなければいけないと思うのですが・・

ばっくり主観で説明すると、ドラマ版ツイン・ピークスは


  のんびりした田舎町のツイン・ピークスの中でも
  美女で優しくて人気のあった17歳(高校生)の"ローラ・パーマー"が
  ある日死体で発見される。

   FBI捜査官のデイル・クーパーがその件でツイン・ピークスに
  派遣され、事件を追っていくうちに
  これはただの殺人事件ではなく、
  人の善悪(天使と悪魔的な)だとか、ちょっと異世界的なものだとか
  人の心の闇・・?みたいなものを目の当たりにしていく・・
  (若干秘密結社をにおわせる・・・) 

  ※ちなみに登場人物でまともな人間が一人もいない気がする・・

いつも通り、私の拙い説明では何か間違っている恐れがあるので
以下wikipediaより引用

FBI特別捜査官デイル・クーパーの活動を主軸として、架空の田舎町ツインピークスの日々を描く。パズルのような人間関係が織り成す物語は連続殺人事件捜査のミステリーを導入部として、性や麻薬、虐待といった日常生活と隣り合わせの暗部から、社会問題、環境破壊、宗教、超常現象、宇宙など幅広い題材とともに展開し、1950年代風の音楽と北ヨーロッパを髣髴とさせる茫漠とした映像、そして古今東西の名作の引用を背景にして描かれる。


だそうです。

余談:FBI捜査官デイル・クーパーを演じている
カイル・マクラクランは、デヴィッド・リンチのお気に入りらしく
あの名作(迷作)「デューン 砂の惑星」でも主演!
(見てないけど「ブルー・ベルベッド」も主演!見ろよ!)

当ブログでもご紹介しているのでどうぞ


で、

肝心の「ツイン・ピークス - ローラの日記 」の説明


上述したように、ドラマ版ツイン・ピークスでは
死体で発見されるローラが、
数年前(12歳の頃)から死の前日まで書き綴っていた日記
です。

ドラマのツイン・ピークスが、真剣に何度か観ないと
ワケがわからないのですが、
もし、ワケが全くわかっていないままこれを読むと



(無駄に画像を作成してみました)

ちなみに私はある程度理解した上で読んだので
(多分)大丈夫でした。

以下簡単に内容の説明 ※ややネタバレあり

  12歳の誕生日を迎えた私(ローラ・パーマー)
  誕生日プレゼントに貰ったこの日記に
  何もかも包み隠さずに全てを綴るわ〜的な。

  ※この時点で"ボブ"はもう存在しています。

  友達のドナや従兄弟のマディとちょっとした"悪さ"から始まり
  ドナも引くぐらいどんどん"悪さ"にハマっていくという・・・

  それもこれも(空想と見せかけた現実)の"ボブ"への対抗手段
  として薬物なんかにハマっているという体ですが。

  ところどころ肝心なページが
  「このページは破り取られています」
  といった形で記述されていないので、ドラマ観てない方には
  (・・・はあ?)なオチになっています。


個人的にはドラマの時に疑問に感じていた
ローラの、ボビー(ボブじゃなくて彼氏の方)だとかレオだとか
への気持ちがはっきりしたのでちょっとスッキリしました。

ちなみにこの本を読むときには、
サウンドトラックを聴きながら読んだ方がかなり雰囲気が出てよいです。


それでは最後にこねたで
アンサイクロペディアを久しぶりに開いたら
「2001年宇宙の旅」が「秀逸な記事」に認定されていたので
今回はこれにてお別れです。


アンサイクロペディア - 2001年宇宙の旅



このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿